CACサイトでバイナリーオプションを学ぶ際に知っておきたい単語集です。
- 専門用語の解説をまるっとすべて知りたい
- 他のサイトは文字だらけで読む気がしない
- 調べても難しい内容ばかりだった
目次
バイナリーオプションの専門用語を総まとめ【初心者向け】
知りたいワードをクリックすると、対応する見出しにジャンプします。
・トレード ・FX ・バイナリーオプション ・チャートソフト ・デモトレード ・エントリー ・エントリー金額 ・証拠金 ・判定時刻 ・ティックチャート ・通貨ペア ・クロス円 ・ドルストレート(ドルスト) ・通貨のアルファベット表記 ・値幅と「pips」 ・トレンド相場 ・レンジ相場 ・順張り ・逆張り ・ローソク足 ・時間足 ・上位足 ・下位足 ・インジケーター ・平均足 ・一目均衡表 ・移動平均線 ・経済指標 ・テクニカル分析 ・ファンダメンタルズ分析 ・ダウ理論 ・押し目 ・戻り目 ・高値 ・安値 ・ライン ・水平ライン ・サポートライン ・レジスタンスライン ・レジサポ転換(サポレジ転換) ・トレンドライン ・環境認識 ・ボラティリティ ・欧州時間 ・NY時間 ・サマータイム ・資金管理 ・ぽちぽち病 ・ポジポジ病 ・自動売買ソフト ・シグナルツール販売 ・配信グループ ・アフィリエイト目的の配信グループ
トレードについて調べ始めたばかりの初心者向けワード
そもそも「トレード」ってなに?
FXやバイナリーオプション、株や証券の売買などをまとめて、トレードと呼んでいます。

広い意味だと「価値のあるモノとモノを交換する」という意味があります。
通貨と通貨を交換することを、為替トレードとも言います。
通貨の価値=その国の価値
ということです。
FX
為替トレードにはいろいろな種類があり、そのひとつが「FX」です。
FXの特徴をまとめました。
- 実際に各国の通貨を売買している
- 「証拠金取引」といって、資金よりも大きな金額でトレードできる
- 大きな金額で狙い通りに動けば大きな利益になる
- 大きな金額で狙いと反対に動けば大きな損失になる

画像のように、1ドルだけなら利益も損失も小さいです。
しかしこれが1,000ドルなら、利益も損失も1000倍になります。
バイナリーオプション(BO・バイオプ)
バイナリーオプションは、初心者でも始めやすい為替トレードの1つ。
しかしFXとはルールが違って、実際に通貨を売買するわけではありません。

コチラの画像では、およそ5分間で4万4,000円の利益!
FXよりも小資金からお金を増やすのに向いています。
チャートソフト(MT4・TradingView)
チャートとは、過去の値動きを表したグラフのことです。このチャートを見て、価格が上がるか下がるか分析します。
現状だと、以下の2つのソフトが高性能で使いやすいです。
- MT4(WindowsPC向けインストール解説記事はコチラ(準備中))
- TradingView(Mac・スマホ向けインストール解説記事はコチラ(準備中))
実際のチャートの画像になります。
一見すると難しそうに見えるかもしれませんが、分析の手法はシンプルです。
(手法や分析方法についての記事を準備中)
より詳しい違いについて解説しています。気になる方はコチラの記事をご覧ください↓
チャート分析ソフトを準備しよう【値動きを読み解くためのツール】
デモトレード
実際のお金を使わずに、仮のお金でトレードの練習をすることができます。

エントリー
トレードボタンを押して、資金を掛けることです。
バイナリーオプションでは、HIGHかLOWを決めて購入ボタンを押すことを指します。
エントリー金額
掛け金、ベットする金額のことです。1,000円~20万円まで入力できます。
証拠金
口座に入れておくお金のことです。ご自身の収入から支出を差し引いて、余剰資金を計算します。
その上で、
- 余裕資金の◯%
- 稼いだ額を毎月引き落とす
などのようにしながら、リスクヘッジもしておきましょう。
これが「ポートフォリオを作る」ということですね。
(ポートフォリオについて、詳しい解説はコチラ(準備中))
判定時刻
エントリーしたあとに勝ったか負けたか結果がわかる時間のことです。
HIGHエントリーであれば、判定時刻の瞬間までに上であれば勝ち。下であれば負けです。
ティックチャート
1秒ごとに細かく表示されたチャートのことです。
図のようになめらかな曲線で描かれます。

通貨ペア

通貨ペアとは、2つの通貨の組み合わせのことです。
トレードは通貨と通貨の交換です。そのため、かならずペアとして考えます。
もちろん、ペアが変われば取引レートも変わります。またメジャーなペア・マイナーなペアがあります。
- メジャーな通貨ペア(取引量が多い)
「ユーロ/ドル」「ドル/円」「ポンド/ドル」など
- マイナーな通貨ペア(取引量が少ない)
「豪ドル/NZドル」「スイスフラン/円」「カナダドル/円」など
クロス円
JPYがついた通貨ペアをクロス円と言います(USDJPYを除く)。
- EURJPY
- GBPJPY
- AUDJPY
- NZDJPY
など。
ドルストレート(ドルスト)
USDがついた通貨ペアをドルストレートと言います。
- USDJPY
- EURUSD
- GBPJPY
- AUDJPY
など。
通貨とアルファベット省略の対応表
表を参照ください。


値幅と「pips」
エントリーした時点から価格が動いた幅のことです。どちらもFXでよく使われる用語です。
通貨ペアによって値幅の単位が異なるので、単位を揃えたものをpipsと呼びます。
pipsの考え方(具体例)
2020/2/3のGBPJPYとGBPUSDを比較してみましょう。
pipsという単位で表せば、本来は単位の違うUSDとJPYを同じように比較することができます。
まずGBPJPY。

24時間で2.0円。
そして、同じ日のGBPUSD。

24時間で0.02000ドル。
どちらも同じ2,000pipsになります。つまり「この日はどちらも同じくらい動いた」ということです。
比較しやすくなりましたね。
トレードに関連してよく出てくる単語を覚えよう
トレンド相場
トレンドとは、チャートの流れや傾向のことです。イメージとしては、パッと見て上に行っているか下に行っているか。
下の画像のように相場の流れが上昇しているものを上昇トレンドといいます。

逆に、相場の流れが下降しているものを下落トレンドといいます。

今回はざっくりとした説明に留めます。
トレンドについてもっと詳しい解説はコチラ(準備中))
レンジ相場
横ばいで方向感のないチャートをレンジ相場といいます。

CACでは、「上下に二回以上、跳ね返って同じ幅で動くチャート」というように定義しています。
順張り
順張りとはトレンドと同じ方向にエントリーをすることです。
- 上昇トレンドでハイエントリー
- 下降トレンドでローエントリー
これを行うことが順張りです。
逆張り
逆張りとはトレンドと逆方向にエントリーをすることです。
- 上昇トレンドでローエントリー
- 下降トレンドでハイエントリー
これを行うことが逆張りです。
逆張りと順張りはどっちが良いのか?
両者に明確な、有利不利はないと考えています。パフォーマンスの良し悪しとは
- 優位性のある手法である
- 手法を精密に守って実践する
これらによって決まるためです。
CACの理念はとにかく基本に忠実であることです。
トレードの基本はトレンドフォローであるという考えのもと、順張りを軸にした手法を公開しています。
日本人は逆張りを好み、海外は順張りを好む傾向にあります。
(手法や分析方法についての記事を準備中)
ローソク足
ある一定の時間内での値動きをロウソクのようなカタチで表示させたものです。

画像に示したとおりですが、それぞれ簡単に解説します。
始値と終値について
始値は00秒につけた為替レート、終値は59秒につけた為替レートのことです。
始値よりも終値が大きければ陽線、始値よりも終値が小さければ陰線になります。
高値や安値について
高値や安値は「最終的に押し戻された」という意味になります。
始値と終値で囲まれたボディの部分を実体、押し戻された部分をヒゲで表現します。
時間足
先ほどローソク足の画像で、左上に「日足」という言葉が出てきました。
これは、「1日の値動き」ということです。0時00分00秒から、23時59分59秒まで。
- 分足(1分足、5分足、15分足、30分足)
- 時間足(1時間足、4時間足)
- 週足
- 月足
◯分足のことをM◯
△時間足のことをH△
なんて、省略することもあります。
上位足・下位足
一般的なことばの定義はまちまちですが、CACのHP内では次のような意味合いで使います。
- 環境認識する上位足
- エントリータイミングを判断する下位足
つまり、下位足は1分足・上位足は5分足を基本として話を進めます。
上位・下位の関係は状況によって変わることもある
今後もっと深く勉強していく中では、必ずしも下位が1分上位が5分とならないこともあります。
1分足~5分足を下位、15分足~4時間足を上位として話したほうが、都合がいい場合もあるのです。
その場合は前置きもしますが、「上位・下位とは状況によって変わる」と認識しておいてください。
インジケーター
インジケーターとは、チャート上に設定するツールのことです。
インジケーターがあるものとないものを見比べてみましょう。

何も設定していなければ、チャートにはローソク足が表示されます(右)。
例えば◯で囲った場所を左右で見比べると、左には曲線があります。
このラインを売り買いのきっかけにした投資家がいたということです。
平均足(HeikenAshi)
平均足はチャートを見やすく整理するためのインジケーターです。
平均足とローソク足の違いについてまとめました。

ローソク足は、実際の値動きを正確に反映させますが、ノイズのように細かい値動きも反映してしまいます。
平均足は平均値なので、実際の値動きとはズレがありますが、ノイズを除去して大まかな値動きだけを表示します。
一目均衡表(IchimokuKinkoHyo)
一目均衡表はトレンドの判断材料となるインジケーターです。

難しい計算を用いて複数の線が表示されますが、CACでは雲だけ表示させるようにしています。
一目均衡表についてもっと詳しい説明はコチラ(準備中)
移動平均線(Moving Average/MA)
移動平均線とは一定期間内のローソク足を平均化したラインのインジケーターです。

- SMA(単純移動平均線)
- EMA(指数平滑移動平均)
EMAは直前の値動きに重点を置いて計算される仕組みになっています。
そのためバイナリーオプションのような短期トレードであれば、EMAの方がオススメです。
MAの前に付いている数字は、平均値を計算した本数を表します。
200EMA ▶▶▶ 200本分の値動きの平均値
経済指標
政府等が経済の成長や安定性について数値化し発表するもの。
発表直後は突発的に大きく動いたり乱高下するので、短期売買やバイナリーオプションでは避けていきます。
経済指標のスケジュールの確認は、インベスティングドットコムを利用しましょう。

アカウントを作成しておくと、設定を保存できるので便利です。
テクニカル分析
いくつかの原則に従ってチャートを分析することを指します。過去のパターンから予想・分析する手法です。
バイナリーオプションの様な短期的な動きでは、テクニカル分析の方が重要なインパクトをもたらしています。
これまでの長い歴史で考案された様々な分析方法の中から、バランスよく組み合わせて使用していきます。
ファンダメンタルズ分析
経済指標を元に分析する方法をファンダメンタルズ分析と言います。
各国について様々な要因を踏まえて、長期的な視野で値動きを予測しようとする手法です。
- 国や地域の経済状況
- 災害や紛争、戦争などによる地政学的リスク
- 要人が発言した内容
手法に関連する単語を覚えよう
ダウ理論
ダウ理論は最も有名なトレンドの定義・条件です。

まとめると、
- 上昇トレンド=「高値が切り上がり、安値も切り上がっている状態」
- 下降トレンド=「安値が切り下がり、高値も切り下がっている状態」
ということです。
ダウ理論を使うことで、
- マーケット参加者の目線が上昇か下落かわかる
- 状況の変化に応じて目線を切り替える
ことができます。チャート分析の基礎となる重要なスキルです。
ダウ理論は6つの法則から成り立っていますが、実際に使うのはごく一部だけです。
ダウ理論についてもっと詳しい説明はコチラ(準備中)
押し目・戻り目(押し・戻り)とは
上昇中の下げを押し目(押し)・下落中の上げを戻り目(戻り)と言います。
もしレンジが崩れてトレンドができたとしても、ひたすら同じ方向に動くわけではありません。
例えば、次の画像だとドル円が109円から108.5円に動く間に、アップダウンを繰り返しています。

こちらのイメージを参考にしてもらえれば良いと思います。
もっと細かく押しや戻りをカウントしてもOKです。
高値・安値
押し目や戻り目によってできた山と谷の頂点を、高値・安値といいます。

押し目ができるのは、上昇の途中にだれかが売っているからです。
全体が上昇トレンドだとしても、一時的に売りたい人の方が多くなったということです。
高値・安値は売りと買いのバランスが崩れた価格という意味があります。
2種類のライン
チャート分析の基礎は、高値や安値にラインを引いて分析することです。
次のような場所を探してラインを引きます。

画像では水平ラインのみですが、斜めにラインを引くこともあります。
- 高値(高値1~3)
- 安値(安値1~3)
- レジサポ転換(安値2と高値3)
- 何度も跳ね返っているライン(安値1と安値3)
水平ライン
上記画像のように、CACでは主に水平ラインを使って判断します。
水平ラインの切り上げ・切り下げからトレンドを判断したり、投資家から意識されるラインを探したりします。
サポートライン
下落が止められたラインのことです。

レジスタンスライン
上昇が止められたラインのことです。

レジサポ転換(サポレジ転換)
安値と高値のラインが一致する動きをレジサポ転換といいます。

トレンドライン
高値と安値を2点以上つないだ斜めのラインを、トレンドラインと言います。
CACの手法は価格の水準を重視しているので、トレンドラインは使っていません。
詳しい引き方や、トレンドラインに対する講師の考え方については、こちらの動画をご覧ください。
- トレンド中はローソク足が連続しやすい
- トレンドのイメージを知るために使う
- ラインに沿った動きをエントリーに活用する
- ラインを抜ける動きをエントリーに活用する
- トレンドが発生したとわかったところから引く
環境認識
「環境認識する」とは、最初に
- チャンスのないチャートを仕分ける
- エントリーの方向を決める
これらを指します。
トレード全体の流れとして、
- より長い時間の値動きで全体的な流れを見る
- 重要なラインを引く
- より短時間の値動きでタイミングを計る
というやり方が基本。この中の①が、環境認識の部分ですね。
為替相場の値動きを深堀りしよう
ボラティリティ(流動性)
為替の値動きが起こるとき、価格の変動のしやすさや大きさのことです。
- ボラティリティが高い時は価格が大きく変動しやすい
- ボラティリティが低い時はトレンドの動きが鈍くなる
このように捉えることができます。
欧州時間
日本時間の17時~深夜1時を、欧州時間と言います。
金融の世界で中心地であるロンドン時間を基準に考えるんですね。
時差が9時間あるので、現地時間は8時~16時です(ちょうど働いている時間)。
歴史的に貨幣を最初に使い始めたのがイギリス・ロンドンです。金融の世界において、いまだに強い力を持っています。
NY時間(ニューヨーク時間)
日本時間の22時~早朝6時を、NY時間と言います。
金融の世界でもうひとつの中心地であるNY時間を基準に考えるんですね。
時差が14時間あるので、現地時間はロンドンと同じく8時~16時です(ちょうど働いている時間)。
ウォール街の映画でもお馴染みですね。世界のTOPであるアメリカは金融の世界でも大きな力を持っています。
サマータイム
諸外国ではサマータイムという時間軸を導入しており、3月はじめ~10月末まで、時差が1時間だけ短くなります。
現地で夏になると、日照時間が長くなるためですね。
サマータイムに合わせてトレードの時間も変わるので、気をつけましょう。
自己管理スキルに関するワード
資金管理
トレードにおける資金管理とは、トレードに使う資金をコントロールして、リスクを限定することです。
投資は「ここは勝率100%だから3倍の金額でエントリー!!」ということではありません。
あくまで淡々と、ルールに従ってエントリーします。
その際のエントリー金額は無理のない範囲で。投資の証拠金の5%以下に抑えるのがベストです。
プロの投資家も、そうやってコントロールしています。
ぽちぽち病・ポジポジ病
- 自己管理
- 資金管理
- ルール厳守
これらができずにいると、勝ち負けに関わらずエントリーを連打してしまいます。そういう状態のことを言います。
BOを始める時に注意するポイント
自動売買ソフト
チャート分析からエントリーまでを自動で行うことができるソフトのことです。
FXの場合は、EAというソフトを使って、機械的なトレードが可能です。
しかしバイナリーオプションの場合、証券会社が自動売買を禁止・対策しているところがほとんどです。
また、次のようなリスクも考えられます。
- 勝てている部分を切り取って表記している
- 相場の状況によって通用しなくなる
- 証券会社からのBAN、口座凍結
シグナルツール販売
チャートに勝てる場所が表示されるツールのことです。自動売買と違って、自分でエントリーします。
しかし自動売買と同じような理由で、これもあまりオススメできません。
- 過去の値動きから予測しているので相場状況に対応できない
- シグナルが出た根拠がわからない
- 敗因がわからないので同じような負けを繰り返す
配信グループ
配信者がエントリーするタイミングをグループ内で共有するものです。
- エントリー根拠がわからないので同じような負けを繰り返す
- 負けた原因が他人のせいなので改善のしようがない
- アフィリエイトが目的で稼がせる気がないグループが存在する
アフィリエイト目的の配信グループ
アフィリエイトといって、指定された証券会社への紹介報酬のみを目的とした配信グループのことです。
その特徴としては、
- 華やかでいかにも稼いでいそうな画像
- 可愛いお姉さんの写真
- LINEでのやりとりのスクショ
これらをそろえて、初心者をターゲットに集客していることが多いです。
「勝てない」または「勝てたとしても出金できない」ということで、実際に相談にこられる方もいます。
実は、アフィリエイト目的の配信グループで、中の人として配信していた方から相談を受けたこともあります(詳しくは、noteを参照ください)。